基本活動方針
農中信託銀行は、企業市民としての社会的責任を果たすために、農林水産業の持続的な発展、自然環境の保全、文化財の保護、教育や社会福祉の促進による地域活性化等の社会課題に取り組んでまいります。
公益信託を通した社会貢献活動
各地域のJAグループの皆様をはじめとした企業の社会的責任（CSR＝Corporate Social Responsibility）活動を「公益信託」を通じてご支援しています。「公益信託」とは、お客様が公益（公共の利益）を目的として財産を信託し、信託銀行等がその財産を管理運用して公益目的を実現するものです。
公益信託の歴史
当社は平成10年12月に「JAバンク新潟県信連 創立50周年記念 ホームヘルパー支援基金」を受託し、その後「JA・静岡県信連 民俗芸能振興基金」など、地域の福祉・文化財保護などを支援することを目的として、各地域のＪＡグループの皆様から様々な公益信託を受託しています。
なかでも平成17年3月に農林中央金庫から受託した森林再生基金にかかる公益信託は、国内の民有林の公益性発揮を目指した事業や活動に対して助成することを目的とした、他に例のないユニークなものです。農林中央金庫グループならではのこの取組みにより、国土の保全や水源の涵養などの機能を持ち、また農林水産業の持続的な発展にも欠かすことのできない森林資源の保全に、少しでもお役に立つことができるよう努めてまいります。
公益信託の募集要項
JA・静岡県信連 民俗芸能振興基金
| 概要 | 静岡県信用農業協同組合連合会により平成11年に設定された、民俗芸能が農業生産技術の発達とともに農耕儀礼として育まれ、伝承されてきたことに鑑み、その一層の振興を目的とした基金です。 |
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| 目的 | 本基金では、静岡県内各地における民俗芸能の保存・伝承活動に対して助成し、民俗芸能が将来へと引き継がれていくことにより、人々の心の紐帯となり、文化的にも実り豊かな地域社会となることに寄与いたします。 |
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農林中金森林再生基金（通称：農中森力基金）
| 概要 | 農林中央金庫により平成17年に設定された、国内の民有林の公益性発揮を目指した事業・活動へ助成し、もって森林の多面的機能が持続的に発揮されることを目的とした基金です。 |
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| 目的 | 本基金では、「施業集約化」や「搬出間伐等」の取組みを更に加速化させるため、荒廃林の再生事業の中でも、特に、地域の模範になり、高い波及効果が見込まれる事業や先進性のある事業に重点助成し、地域の中核を担う林業事業体（非営利の法人）を支援いたします。また、森林に対する社会的ニーズの変化等を受け、新たな森林の空間利用や生物多様性保全・生態系保全等に資する活動全般へも助成できるよう拡充しています。 |
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